日比谷公園ガーデニングショー2009 応募作品 決定!
• 2009年7月30日
E&Gアカデミー全日制コースでは、毎年、授業の一環として、秋に開催されるガーデン関連の「ショー」に作品を出展しています。開校2年目から、作品出展しているので、今年で「12回目」になります。それなりに歴史を刻んでいる訳ですね、当校も。
さて、出展に際しては、例年、クラス全体を3つのグループに別けて、それぞれのグループごとに「自分達の作りたい庭」のテーマやコンセプト、デザインを考える、「グループワーク」形式で行っています。日比谷公園ガーデニングショーでは、主催者から「都会のNIWA」というテーマが事前に与えられているので、「都会のNIWAって何なのか?」という所からスタートします(かなりざっくりしたテーマなので、解釈の仕方も様々)。それ以降は、授業の合間や放課後を利用して、グループ内でアイデアを出し合い、スケッチや図面での検討を重ねて、一つの作品に仕上げて行きます。5月下旬からスタートして、ほぼ2ヶ月。今年のE&Gアカデミー東京校として出展する作品を決めるため「作品発表会」を行いました。本来は、3作品全て出展したいところですが、どうしても「1作品」が限界です。ガーデニングショーの出展準備に取れる授業日数は、トータル「7日」しかありません。デザインの再検討~材料手配、作り込み、と作品出展までには、様々な作業が待っています。クラス全体で一致団結して取り組んでも、結構ギリギリの日程なんです。だったら、「もっと、日数を確保すればいいのに・・・」というご意見も当然あると思いますが、しかし、当校のメインは、個人ごとに設計スキルを上げていく「設計課題」の授業。これを削る訳には行きません。なかなか悩ましいところです。
こちらは、昨日の発表会にて、生徒同士で投票した結果、出展作品に決定した図面とスケッチです。10月下旬の日比谷公園に、このデザインを全員で作ります!是非、会場にお越しください!(イベント自体の出展数が決められているので、選考に漏れる可能性も多少ありますが、必ず、選んで頂けると信じています・・・)
因みに、他の2チームも良く検討されていて、 3作品とも「甲乙付け難い」世界でした。グループのメンバー同士、じっくり話し合って検討することで、一人では出来ない/考え付かないことが、どんどん形になっていくのが「グループワーク」の素晴らしさ。生徒たちが話し合っている姿を見ていると、そんな当り前の事をいつも感じさせられます。
これから、指導担当の小澤先生(庭樹園様)の元、出展作業を進めて行きます。進捗状況も随時ご紹介します。どうぞお楽しみに!