デザイン土曜コースも庭園制作、始まりました!
• 2010年1月24日
昨日から、E&Gデザイン土曜コースの「庭園制作」実習がスタート。この時期のデザインコースは、水曜日と土曜日、それぞれ別々のデザインで庭園制作を行います。水曜日は「坂井也寸志先生(坂井オフィス)」、土曜日は「林好治先生(林庭園設計)」が担当。両先生とも、独自の「庭園論」をお持ちで、休憩時間に、「仕事」のお話を聞けるのも、授業中の楽しみの一つです。「庭づくり」という「仕事」に「大切なこと」をランダムに教えてもらえる。 お二人に共通するのは、「お客様の立場になれば、無闇に儲けることはできない」という「職業観」。「良い庭を造る=薄利商売」。お二人に限らず、当校の先生方は、自分の仕事に対して、とにかく「ストイック」。学校で生徒に教えていただく姿勢も、全く一緒です。プロ意識の高さと仕事に対する自負。それは「多くの経験と実績」という根拠から導き出された「確定事項」であり、在学中に、先生方の「仕事に対する姿勢」を学べることは、「仕事の秘伝」を授けられているようなもの。事務局が「それを言っちゃぁおしまい」かもしれませんが、こんな、先生方に教えてもらえる、この学校、本当に良い学校だなと、埼玉高速鉄道に揺られながら、一人心地ていました。自画自賛も、偶にはお許しあれ。 さて、ここからが、今日の本題。上の写真は、林先生に「根巻き」のやり方を教わっているところ。掘り取った樹木を移植するために、根を保護する作業ですが、造園工事の「基本中の基本」。見ているだけだと、簡単そうに見えるのですが、縄の使い方など、一度や二度で習得できるものでは無く、「とにかく、自分でやってみる」ことが、実習授業の目的。 見事、授業時間内に、写真のように「整地」まで終了しました。次回からは、いよいよ、制作作業に入ります。水曜コースと土曜コース、同時進行でご紹介していきますので、お楽しみに!