まちなみ見学 「本日は晴天なり」①
• 2010年4月21日
今日は、全日制コースの授業、「まちなみ見学」に行ってきました。前日の天気予報では「雨」マークでしたが、今年の生徒達は、余程「天気運」に恵まれているようで、朝からピーカン。絶好の「まちなみ見学」日和となりました。
全日制コースでは、1学期中に「3回」、「まちなみ見学」に出掛けます。猪狩顧問の担当で、開校以来続いている「名物授業」です。事前に見学する「まちなみ」の特徴や内容に関する講義を受けてから、その後に先生と一緒に見学します。事前講義で得た知識を「現地」で確認し、更に、見学後には、感想や着目した事などを「レポート」として纏めて提出するという、「聞く・認識する→見て・確認する→整理・記録する」という、知識習得の「王道」を行く授業です。などと難しく考えずとも、エクステリア&ガーデンの勉強ですから、屋外授業は楽しいに決まってますね。
最初は、植木や草花、材料、デザインなど、「完成したもの=先人の作品」に学ぶのが肝心。実際に、その場に佇み、雰囲気を肌で感じれば充分でしょう。彼の名優、ブルース・リーも言っています、「考えるな、感じろ。」と。
まちなみ見学は、見るもの全てが「教材」。生徒達からは「見たいものがありすぎて、どうしたら良いのか!」という怒りにも似た悲鳴が出ていました。早くも、それに気づいてしまったとは…。そうです、見たいものは、1度で足りなければ、2度、3度、納得が行くまで何度でも、見るしかないんです。勉強は始まったばかり、「眼を養う」時間は充分ありますので、ご安心を。
教室前(浅草橋)を出発し、最初の目的地である「林先生の自宅庭園」に到着(上の写真は2点とも、そのお庭です)。3年前から、お邪魔していますが、植物の生長と先生の愛情で、年々、素晴らしい状態になっています。初めて見る生徒達は、その迫力に圧倒され感嘆するのみ。そして、今回は「焼きイモ」とお庭でとれた「モミジガサ(山菜)の醤油づけ(下の写真)」で、自然の味を満喫させていただきました。林先生、ご馳走様でした!