植栽ツアーで鎌倉へ。

• 2010年7月19日

 

 昨日の、7月度「犬塚先生と行く!植栽見学ツアー」は、“鎌倉”でした。梅雨明けの炎天下にも負けず、「いざ鎌倉!」と、意気込んで出発。
まずは、北鎌倉の円覚寺から拝観です。昭和3年に江戸の柳生道場から移築した居士林「門」前のモミジ。木陰が涼しげでした。円覚寺には、立派な方丈庭園がありますが、書院は一般開放していないため、いつも消化不良。その点では、お隣の建長寺はGOODですね。
 道すがら目にした植栽の説明を犬塚先生から受けつつ、鶴岡八幡宮へ。
 大銀杏、頑張ってました。そして、今回の穴場スポット、「大仏茶廊(旧大仏次郎邸)」へ。大仏次郎は、鎌倉の自然と歴史をこよなく愛した昭和の文豪(代表作:鞍馬天狗)で、現在は、茶廊として開放しています(土日限定)。お庭を眺めながら、抹茶で一服です。ゆったりと時間が過ぎて行きます。
 その後は、E&G見学ツアーの定番となっている、浄妙寺の“石釜ガーデンテラス”へ。イングリッシュガーデンと日本庭園(浄妙寺・喜泉庵)が、一ヶ所で楽しめる素晴らしさ。VIVA鎌倉!それにしても、暑かった。参加生徒のみなさん、犬塚先生、お疲れ様でした。
 更に、驚いたのは、生徒のIくんが、「鎌倉三十三観音巡礼」フリークだったのです。「鎌倉三十三観音巡礼」とは、江戸時代から続く鎌倉の寺院三十三ヶ所を巡ぐる、四国のお遍路さんの関東版。話には、聞いたことがありましたが…。Iくん曰く、「円覚寺は、三十三番目(一番最後)」に訪ねるのがルール、だそうです。
 合掌。