総合設計課題「発表会」風景です
• 2010年11月14日
一昨日(11月12日)は、全日制コースの総合設計課題「発表会」でした。今回は、「造園デザインコンクール」への応募課題のため、設計内容には殆ど制約が無く、設定されている「敷地」も約100坪と個人邸としては破格の広さ。細かい条件設定も無く、自由に発想して「理想のお庭」をデザインできる課題です。
そして、一人ひとり“テーマ”が違うので、同じ「家」にも関わらず、それぞれの個性がはっきりと出るのが、こういう自由度の高い課題の面白いところです。今日の発表を聞いていて、デザインとかアイデアというのは「その人の個性そのもの」なんだと、改めて感じました。「正解OR不正解」では無く、説得力や表現力が「あるORない」が評価基準の世界。少しでも多くのアイデアを蓄えて、伝える工夫をする。「発想と表現」という仕事に「マニュアル(誰もができる方法)」が存在しないのは、当然なんですね。人によって「出てくるモノ」が違う訳ですから…
閑話休題、休憩時間には、先生方から「個人指導」も。
そして、「庭園制作」&「卒業制作」が始まります。残り、3ヶ月弱。早いですね…