木蓮の花
• 2011年3月25日
地震発生から2週間が経ちました。夜のニュース番組では「東北自動車道が全線開通」。原発は、相変わらずの状況ですが、それでも、少しづつ、復興に向けて進んでいるのが、せめてもの救いです。被災地の壊滅的な被害を思えば当然のことながら、この2週間、「気持ちの余裕」を失っていたような気がします。
というのも、今日になって、自宅近くの「ハクモクレン」が咲いていることに気がつきました。恐らく、1週間前には咲いていたと思います。何日も、全く気がつかずに通り過ぎていました。仕事の帰りに、唐突に、視界に入ってきました。何故、今日になって気がついたのか?その理由は全く解りませんが、そろそろ、景色を眺める余裕を持っても良いのかな…と、そんな気持ちになりました。
地震や津波という「自然の力」の恐ろしさを痛切に思い知らされながらも、「ハクモクレン」の白い花を咲かせ、春の訪れを感じさせてくれるのも「自然の力」。時代とともに、どれだけ科学技術が発達しても、「自然」には勝てそうにないですね。