まちなみ見学で分かること
• 2011年4月23日
今日は、デザインコース土曜日の「まちなみ見学」授業でしたが、生憎の雨・・・。ですが、受講者の皆さんにとっては、週1回の大切な時間。担当の竪川先生も説明の声に“力”が入ってました。多少の雨など、先生には、全く影響ありませんでした。
今日は、いつもと視点を変えて、アップの写真を多めに撮ってきました。まず、見学地の近くにある、住宅展示場の植栽。一番手前が花モノで、草本類、低木と、建物に向かって高さを出しているボーダーガーデン。「花+草+樹木」を一緒に使うのが、ポイントなんですね。
住民の方が、楽しく暮らしている風景に触れることも、まちなみ見学のテーマ。「設計者が花台を設ける」→「住民がガーデニングを楽しむ」→「まちなみ景観が向上する」という“まちなみの3段階スライド”。自転車置場として用意された門まわりのスペースに「ベンチ」を置いて、景観を創ってます。素人技とは思えませんね。エクステリア(外構景観)でガーデニングを楽しむめば、街の景色も変わって来ます。やはり、エクステリアのデザインでは「住民が自分でガーデニングを楽しめるような“仕掛け”を設計段階で入れ込んでおく」ことが肝心なんですね。
明日は、「犬塚先生と行く!植栽ツアー」です。まさか、二日続けて、雨に降られることは無いと思いますが・・・