施工実習 ブロック塀の工事

• 2011年7月6日

 

 本日の全日制コースは、施工実習「ブロック塀の工事」と「自然石乱貼り工事」でした。日本全国、どこに行っても、この暑さ。40分ごとに木陰で休憩+水分補給しながら、実習の予定を消化して行きます。
 前回から引き続き、2チームに分かれて、ブロック塀の積み工事を行い、塀そのものは午前中で完成させて、昼食を挟み、天端を「モルタルの刷毛引き」で仕上げました。

 頻繁に休憩+水分補給を取りながら、「自然石の乱貼り」にチャレンジです。林先生から、石の「切り方」を見せていただきました。

「自然石の乱貼り」は、石の形をその場で加工しながら貼り合せますが、石の端部を金鎚で叩いて形を作りますが、この作業は「石を割る」ではなく、「石を切る」と言うそうです。林先生のように、キレイに出来れば、まさに「切る」ですが、そう簡単には、思うように切ることができず、「切る」つもりが「割って」しまうことも、しばしば。それでも、全く問題なし。施工実習の目的は、「上手に出来る」ことでは無く、「作り方を知る」こと。「やった事は理解していく」です。

そして、今日は、こんな感じで終了しました。

 実習場所の周辺は、雑木林があり、武蔵野の自然がたくさん残っています。今日は、「シオカラトンボ」を見かけました。

トンボも、さすがに夏バテ気味のようで、近付いても全く逃げようとしませんでした…
 まだまだ、暑くなるんでしょうね…次回は、「延段」を作りますので、雨でも困るのですが…