E&G アカデミーでは、建造物の外部空間全体を指す「エクステリア」と、その一部である庭=「ガーデン」をひとつの空間としてとらえ、この空間をより快適で過ごしやすくする設計・デザイン提案を「エクステリア&ガーデンデザイン」と考えます。
個々の住まいを彩るエクステリアが織りなす景観=「まちなみ」が、街全体のランドスケープデザインをつくり出します。
インテリアは、住まいなど建造物の内装すべてを指します。最近では、「室内(インテリア)」と「外部空間(エクステリア)」を一体で計画するトータルデザイン志向が高まっています。
エクステリアの一部である庭。そこに住まう人や集う人々が、樹木や草花、鳥や昆虫などの自然と触れ合い、四季の移り変わりを感じる快適で開放感あふれる空間です。
エクステリアは、建物の外壁や庭園などを含めた住まいの外側全体を指します。住まいの表情を装い、まちなみの一部として道行く人を楽しませる心地よい風景をつくり出します。
ライフスタイルや環境への意識が高まるとともに、エクステリア&ガーデンの重要性が認識され、安全性や快適性を考慮した設計・デザイン・施工方法を提案できる人材へのニーズが高まっています。
室内のデザインや工事をする仕事をインテリアと呼び、それに対し家の外部空間のデザインや工事をするのがエクステリアの仕事です。お庭は勿論ですが、駐車場や門まわりもエクステリアの大切な仕事になります。どんなに素敵なお家でも、その顔となる道路面のデザインが美しくないと台無しになるため、素敵な家にはエクステリアが必要なのです。
もちろん専門的な知識は必要です。デザインだけではなく植物や材料、商品や工事の知識も要求されます。基礎がしっかり身についていれば経験を積みながらどんどん成長できるのもこの仕事の魅力です。また、デザインにも流行があるので実際にデザインや工事に携わる第一線のプロの方から色々教えて頂くのも良いと思いますよ。
大丈夫ですよ!E&G アカデミーには毎年そのような生徒さんが沢山入学してきますが、あっというまに上手くなっていきます。もちろん絵が好きであればもっと伸びますが、デザインの考え方やスケッチ、図面の描き方なども先生の指導をきちんと聞いて繰り返し練習していけばあっというまにプロらしい図面やスケッチが描けるようになりますよ。
新しい家を建てようとした場合、エクステリア&ガーデンデザイナーはお客様が家を建てられる場所の調査を行い、ご要望をお聞きした上でベストなプランを計画し提案します。お客様からプランと金額について承諾を頂ければ、工事を手配し現場が完成するという流れです。具体的に必要なスキルとしては「現地調査」「設計デザイン」「積算」「見積り」「プレゼンテーション」「現場管理」などがあげられます。
建築予定地を実際に見て周辺の環境や土地の高低差、日当たりなどを調べ設計の参考にします。
調査で得られた情報とお客様のご要望、建築図面等から、建物や街並みに合ったデザインを考え図面化します。
出来上がったプランの工事数量(床や壁の面積、使う商品の内容、植木の本数など)を拾い出します。
積算で得られた数量に予め決められている単価を掛けて工事全体の金額を計算します。
設計図面とお見積書が出来上がったらお客様にその内容を説明しご契約を頂きます。
工事中の現場をチェックし、工事が無事終わったらお客様にお引き渡しを行います。
もちろん個人のお家が基本となりますが、それが出来れば数十軒から数百軒という単位の街並みの計画もできるようになりますし、結婚式場やレストランのお庭のデザインなども夢ではありません。最近よく見かける屋上緑化や壁面緑化も我々の仕事の一部なのですよ。
良い質問ですね!簡単にいうと私達エクステリアデザイナーの仕事は「日本の街並みを美しくする仕事」なのです。あなたが今住んでいる家の回りを思い出して下さい。それぞれの家が好き勝手に壁を立てたりコンクリートで床を固めたりしていませんか?四季を通してお花が咲いたり緑豊かなお宅がありますか?今のままでは日本の街並みは酷いものになってしまいます。私達の仕事はそんなことにならないよう一軒一軒のお家を美しくしていくことで、しいては素敵な街並みを作っていく仕事なのです。自分の頭の中のイメージが実際にその場に造られ、お客様から感謝され何十年も使われていく、そんな仕事はなかなか無いものです。
エクステリア&ガーデンデザイナーはフリーランスで活躍されている方も多くいますが、主にエクステリア&ガーデンに関わる企業で働いています。
主な就職先:ハウスメーカー、エクステリア設計・施工会社、造園会社、ランドスケープ設計会社、ホームセンター、園芸店、エクステリア建材メーカー、エクステリア流通企業など